建設業は「過去の仕事」ではなく、「これからの仕事」です。
萬世建設では、2025年度より新卒採用の対象を高校生にも広げています。
その背景には、建設業界が今、大きな転換点を迎えているという現実があります。
人口減少、高齢化、インフラ老朽化といった社会課題の中で、建設業はもはや“体力勝負の職人仕事”というだけでは通用しません。私たちのような総合建設会社(ゼネコン)では、AIやロボティクスの導入により、現場の省人化・効率化・安全性向上が急速に進んでいます。
言い換えれば、建設業は「人が減っても止まらない社会インフラ産業」へと再定義されつつあるのです。
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技術と人材の融合が、建設業の将来を決める
萬世建設では、AIによる工程管理、ドローン測量、3Dスキャナによる施工前検査などを導入しています。こうした技術の進化は、従来であれば長年の経験が必要だった作業も、**若手が比較的早期に戦力化できる環境**を生み出しつつあります。
技術革新が進む今、建設業に求められる人材像も変わりつつあります。
「正確に、責任をもって、手順通りに仕事をする」「安全を最優先に判断できる」「新しい技術を受け入れる柔軟さがある」――これらの素養は、年齢や経験ではなく、姿勢や価値観によって磨かれます。
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高校卒業後、建設業に進むという選択肢
高校卒業後にすぐ働くという選択肢は、決して“学びを諦める”ということではありません。
むしろ現場で経験を積みながら、必要な資格や技術を社内制度で取得していくという「実学」的なキャリアは、これからの時代にますます価値を持ちます。
萬世建設では、下記のような環境を整備しています。
- 建設知識ゼロからの育成体制(配属後は専属の教育担当者がサポート)
- 国家資格の取得支援制度*(受験費用や講習受講を会社が補助)
- IT・AIツールに関する社内研修
- 配属後も定期的なフィードバックとキャリア面談
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建設業の「主役」は、今後ますます若手になる
建設業は、社会の基盤をつくる仕事です。災害から人を守る建物も、未来の都市計画も、すべて“建設”から始まります。
これまでの「技術は年配者に任せる」という発想は終わり、今後の10年で「若手が業界の中心になる」構造へと変わります。
その変化のスタートラインに、**高校卒業と同時に立つという選択**を、私たちは全力で支援します。
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最後に ― 建設業は、これからが本番
少子化により、あらゆる産業が人手不足に直面しています。
とくに建設業は、熟練技術者の引退が相次ぐ中で、若い世代の参入が必要不可欠です。
現場がデジタル化され、仕事の質も働き方も大きく変わっていく中で、
これからの建設業は「やりたくても人がいない」仕事になるかもしれません。
だからこそ今が、入るチャンスです。
静かに、確かに変わっているこの産業の第一歩を、早く踏み出した人からチャンスをつかめる。
そう考える方に、私たちはこの業界への扉を開いています。